トリイロ

あまり勉強しない魔女。

ディルの花が咲きました。

三月の初めに種を植えておいたディルですがすっかり大きくなって花をつけてくれました。ディルを玉ねぎのスープが大好きで、柔らかい葉っぱを使いたいためお花の部分は切っていけておきました。

夫が使ったトマトソースの瓶に入れてみるとなんともおいしそうに見えますね。

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ディルとは古代ノルウェー語(古代北欧語)で「なだめる」の意味。

意識を高める、お金、愛。などのエネルギーを得ることができます。

 

飯島都陽子さんの「魔女のシークレットガーデン」では、昔から魔除けとして、また魔女が呪文を唱えるときにディルの力を借りたといわれていたとあります。

同じ著者「魔女の12か月」では、花嫁の幸せを願って靴の中に入れていたことからディルを使ったシューズキーパーが紹介されています。そして心を穏やかにする効き目があることから鎮静、催眠に利用されてきたそうです。

様々な料理に合いますが私はお魚や玉ねぎ、オリーブオイルに合わせるのが好きです。

 

スコット・カンニガムの「幸せを呼ぶウィッカの食卓」では、古代ギリシャ人はディルの種をお金として使いローマの剣士たちはみなぎる力を得るためにディルの香りを付けたオイルを体に塗ったそうです。ルネサンス時代でも、鎮静の効果を期待して噛んだりベットに置かれたりしたそうです。

 

子供のむずかりにディルウォーターを飲ませたとあるので、最近夢見の悪そうな次女に飲ませてみることにしましょう。